LUNCH⑲
KOYAMA社会保険労務士法人仙台事務所、鈴木です。
この数カ月、私のLUNCHで利用したお店ですが、ほぼ3店舗で固定されていることに気づきました。(遠方の顧問先に訪問した時を除きます)しかも1つの店舗では毎回日替わりメニューですが、残りの2店舗は毎回同じメニューです。あまり考えたり、悩んだりするのが面倒なので最近このようになってます。よく言えばいつも同じ服を着るスティーブ・ジョブズ的な志向かもしれませんが、悪く捉えると、変革志向がだんだんと失われてきているのでしょうか。
しかし、最近初めてスーパーで無人レジを使いました。私にとっては大きなチャレンジです。おつかいを頼まれ、手にした商品は一つ。しかし、有人レジにはご年配の方々がカゴいっぱいの商品を持ってレジに並んでいて、どれだけ待たされるか分かりません。これまで頑なに有人レジを使っていましたが、初めて無人レジを使うことを決意しました。空いたレジに進み、表示を見ながら、バーコードを読み取り、支払いを済ませ、あっという間に終了です。単なる食わず嫌いでした。
無人レジの導入は、待ち時間の短縮のほかに、労働時間の削減や人手不足の解消も狙いとしてあるのではないでしょうか。しかし、欧米では無人レジから有人レジに回帰する動きがあるようです。理由の一つは万引きなどの犯罪の増加、もう一つは人件費の増加だそうです。万引き防止のため従業員を配置して監視したり、トラブルや故障の対応のため、無人レジ導入前よりも結果的に人件費がかかってしまっているのが現状のようです。ITやDXを推し進めてもそれらを使う立場ではなく、逆に使われることになってしまっては本末転倒ですね。私自身もそうならないよう気を付けたいと思います。
業務効率の向上のために上手く設備投資が行えれば、格段に効率化が図れることも事実です。来年度に向けて、助成金を使って設備投資をお考えであれば、ご相談ください。