LUNCH⑤追記
KOYAMA社会保険労務士法人仙台事務所、鈴木です。
1月の投稿で、1日の歩数と死亡リスクを減らす効果についてポーランドの研究チームの研究結果を記しましたが、日本でも同じような研究をされている方がいらしたようで、今回はそちらの内容についてふれてみたいと思います。
群馬県のある町の65歳以上の住民を対象に行われた調査研究で、2000年以降実施されているようです。この研究では単に歩数だけでは十分ではなく、歩く質(強度)も重要視しています。
1年の1日平均の身体活動から分かる予防できる病気として、抜粋しますと、12000歩で肥満、8000歩で高血圧・糖尿病・脂質異常症など、7000歩で癌・動脈硬化など、4000歩でうつ病、2000歩で寝たきり、となっていました。
被験者や調査の方法が異なると思いますので単純に比較はできませんが、興味深いのは、ポーランドの研究では4000歩を超え20000歩までは死亡リスクを下げるとされていますが、群馬県での研究では12000歩以上の運動は、健康を害することも・・となっていました。何事もやりすぎは良くないということでしょうか・・。
ストレス社会と言われる昨今ですが、確かに歩くことで良い気分転換にもなるので、4000歩でうつ病予防というのは理にかなっているのかと感じました。