子育てについて

KOYAMA社会保険労務士法人 仙台事務所の壽見です。

子育て中の若年労働者の半数以上が、テレワーク制度を利用しているとの調査結果(東京商工会議所が34才以下の都内在勤者に実施した調査)があるようです。コロナ禍で普及したテレワークが、東京とはいえ、ここまで多くの子育て中の若年労働者に利用されている事に驚きました。

さらにこの調査によると、子育て中はテレワークが出来る職場を選ぶ傾向が強く、子育てにとって望ましい社内制度の最多は「テレワーク」であったそうです。

また最近、顧問先様の男性従業員の配偶者が出産をし、約10日間育児休業を取得します。との連絡を受けました。女性の育休業種等率は近年80%程度で推移していますが、男性の育児休業取得率はここ数年で急増しています。(令和3年度 男性育児休業取得率13.97%)男性が育児休業を普通に取得する時代にきているのだと感じます。

育児・介護と仕事の両立を支援する助成金の受給額拡充や、取り組めるコースも年々拡大しています。多くの親にとって働きやすい環境(職場)がさらに増え、子育てがより安心してできるような制度や方法がもっと増える事を望みます。