野菜の値上がりで思ったこと

KOYAMA社会保険労務士法人 仙台事務所八鍬です。

最近物価高で身のまわりの様々なものが値上がりしています。特にスーパーで野菜の価格が値上がりしてきたのが身近で物価高を感じる瞬間ではないでしょうか。要因はいくつかありますが、野菜の値上がりの原因の1つとして野菜を作るうえでかかせない肥料の価格高騰があげられます。実は私、こうした肥料などの土づくりに関する基礎的な知識を問われる土壌医検定3級というものを数年前取得しています(いまだ取得して役にたった瞬間はありませんが・・・)。いい作物を安定して収穫には肥料はかかせないため、野菜の価格高騰で財布は痛いですが「しょうがない!」と思いながら買い物をしています。

そんな肥料ですが、肥料の基本となる3要素として「窒素」、「リン酸」、「カリウム」という栄養素があります。この栄養素を与えることで「窒素」は葉の生育、「リン酸」は実の生育、「カリウム」は根の生育を促します。つまり簡単に倒れない「根」を張り、「葉」が覆うことで光合成を行い成長し、そして立派な「実」となるわけです。ただし、重要なのはバランスで栄養素を与えすぎるのはかえって生育不良となります。与え過ぎてもダメ・与え過ぎなくてもダメで非常にこの塩梅が難しく農家の1つの永遠の課題と言えるかもしれません。 

個人的な考えですが、お話させていただいた肥料の3要素は「ヒト」、「モノ」、「カネ」の会社経営の3要素に似ていると思っています。企業の成長にはバランスが重要で、いい実がなるにはそれぞれの要素を伸ばしていくことが必要です。特に「ヒト」は会社経営にあたって「根」のように成長の土台となる存在でまさに会社経営の「根幹」だと考えています。

社会保険労務士はそんな「ヒト」の部分の専門家で事業者様のお力になれるよう日々業務にあたっております。お力になれることがありましたら是非、KOYAMA社会保険労務士法人までご連絡いただけると幸いです。