LUNCH④
KOYAMA社会保険労務士法人仙台事務所、鈴木です。
ランチで何を食べに行こうかと考えたとき、年齢的に健康のことを考え、定食屋さんを選ぶことがほとんどです。丼物を避け、野菜が摂れるよう、バランスの良い食事を意識しています。ファストフードの店にいくことはあまりないですが、店舗を覗くとランチタイムは混雑していますね。
先ごろ、ビッグマック指数が発表されました。これはアメリカの経済紙「エコノミスト」が定期的に発表している指標です。世界各国で販売されているマクドナルドのメニュー「ビッグマック」の値段を比較することで、各国通貨の適正価値を推定するものです。日本は450円で世界で44位、1位はスイスで1,098円(日本円に換算)、アメリカは8位で793円です。
おせっかいなことですが、日本で最低賃金で8時間働いた場合(9時から18時、休憩1時間)、各都道府県でビッグマックが何個買えるか計算してみました。宮城県の場合、最低賃金923円×8時間÷450円で16.4個、最低賃金が一番高い東京都の場合、1113円×8÷500円(都心店は500円)で17.8個、最も低い岩手県では893円×8÷450円で15.8個という結果でした。東京と岩手では2個の差がありました。ちなみに、東京で働いて、近くの450円の店舗で購入すると19.8個購入できます。
最低賃金は、事業所の所在地のものが適用されます。本社や事業所が複数の都道府県にまたがる場合や、従業員の方がどこに住んでいるかは関係なく、実際に従業員の方が働く事業所の都道府県によって判断します。