11月19日は「いい育児の日」?
KOYAMA社会保険労務士法人 仙台事務所の佐藤由望です。
11月19日は「いい育児の日」として、2017年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。
2025年には育児介護休業法が改正され、男女とも仕事と育児・介護を両立できるように、育児期の柔軟な働き方を実現するための措置の拡充や介護離職防止のための雇用環境整備、個別周知・意向確認の義務化などが行われます。
一つ挙げると子の看護休暇が拡充されます。
これまでは小学校就学の始期に達するまでの子がいる方しか取れませんでしたが、小学校3年生修了までの子がいる方の取得が可能となります。
また、取得理由も拡大しており入園式や卒園式の場合も取得可能となりました。親としての役割を果たしやすくなるため、働きやすさが大きく向上するでしょう。
この他にも何点か改正事項があります。
企業がこの改正を育児支援制度を見直す機会として活用し、働きやすい環境を整えることは、従業員の満足度向上にもつながり、結果的に生産性の向上にも寄与するはずです。
こうした制度の充実は、男女問わず育児に積極的に関わることができる社会づくりの一助となりますね。
企業や社会全体で育児支援を強化することで、親たちが自分のキャリアと家庭を両立させやすくなり、より多くの人が育児を楽しみながら取り組めるようになることが期待されます。