百聞は一見に如かずですね
KOYAMA社会保険労務士法人仙台事務所の村山です。
社会保険労務士法人では労務に関する書類の届出代行も行っているため、労災が発生した際の手続きも行います。労災が起きた際には、死傷病報告書という書類を監督署へ提出する義務があり、届出していない場合は労災隠しとも呼ばれます。
内容としては、その労災の当事者や会社の基本情報に加え、事故が生じた状況の詳細と事故場面の図示もしくは写真を添付する必要があります。
通常の流れですと事故の状況について電話での聞き取りやメール・文章にて詳細を記載いただいたものから作成します。しかし事故状況の確認が言葉や文字だけの場合ですと何回かやり取りをして、ある程度イメージをして作成することはできますが、実際の写真を後々頂戴してみると認識がずれていたケースもあり、先に確認していたら時間を要さなかったなと後悔することもありました。
死傷病報告書にも図示や写真の添付があるように、イメージでの作成ではなく事実を第三者にも理解できるような内容に仕上げる必要があるため、社会保険労務士として間に入る場合であれば尚更、理解力と文章力が必要不可欠なのだと実感しました。