労働基準監督署の臨検が増えてきております

KOYAMA社会保険労務士法人仙台事務所、村山です。

 

昨今、私の顧問先をはじめ、労働基準監督署の臨検が多く見受けられるようになりました。臨検とは労働基準監督官が以下のパターンで直接事業所の調査を行うことを言います。

 

・定期監督(監督署が業種等を絞り込んで、事業所をランダムで選出し行う調査)

・申告監督(従業員からの法違反の通報により行う調査)

・災害時監督(労働災害が起こった際に、原因や再発防止のために行う調査)

・再監督(一度調査を行った事業所に再度訪問し、確認する調査)

 

特に申告監督はここ近年で多くなってきている印象です。従業員自身が自己の権利を主張しやすくなっている時代背景が影響しているものだと思われます。

 

調査の際には、就業規則・賃金台帳・出勤簿、タイムカード・労働契約書・36協定書は必ず確認資料として求められます。

法律上備え付けなければいけないものになりますが、この内容を踏まえて少しでも不安な点がございましたら、何なりとご相談ください。