成年年齢引き下げについて
KOYAMA社会保険労務士法人仙台事務所の佐藤です。
先日1月8日は成人の日でしたので、街中で新成人を多く見かけました。お祝いムードで、おめでたいと思うと同時に、私の地元は夏に成人式が開催されるので、振袖姿を見るといまだに羨ましい気持ちが残ります。
そんな時思い出したのですが、2022年に成年年齢が18歳に引き下げられました。しかし、成人式の対象年齢は従来通り20歳とする自治体が多いようです。
人事労務においてもそこまで影響はありませんでした。ただ、労働基準法上の「年少者」と「未成年者」が同義となったことで、これまで一般的だった雇用契約時の親の同意書の取り付けを不要とする動きが出ています。
しかし、親の同意書を不要とした場合でも、本人へ労働条件を丁寧に説明し、理解してもらうことへの重要性は変わりません。
また、危険回避のために親の同意書を求めることも大事だと感じます。
若年者の採用が多い業種では特に気を付けていただければと思います。