業務改善助成金で何を購入するか?

KOYAMA社会保険労務士法人仙台事務所の相澤です。

 

業務改善助成金は、事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)を30円以上引上げ、生産性向上に資する設備投資を行った場合に、その設備投資にかかった費用の一部を助成する制度です。

 

原材料費の高騰など社会的・経済的環境の変化等の外的要因により、

申請前3か月間のうち任意の1か月の利益率が前年同月に比べ3%ポイント以上低下している事業者は

生産性向上に資する設備投資等のうち、

  • 定員7人以上または車両本体価格200万円以下の乗用自動車や貨物自動車
  • PC、スマホ、タブレット等の端末と周辺機器の新規導入

も対象となる可能性があります。

 

建設業ですと、足場の巻き上げ機、発電機付き溶接機等の導入で、手作業が電動化することで、業務効率上昇へつながります。

 

飲食業ですと、温蔵庫、コンベクションオーブン、券売機等の導入で、手作業が電動化することで、業務効率上昇へつながります。また、真空機の導入で、時間を問わず仕込みを行うことが可能となり、手待ち時間の縮減も可能です。

 

業種問わず、自動掃除機で掃除の時間を減らしたり、高圧洗浄機の導入で、何かを洗浄する時間を減らしたり、幅広く、導入物を検討いただけます。

 

ポイントは「業務効率が上がること」です。「この機械を導入したら、業務効率が上がるな!」といったものがございましたら、お気軽にお声がけください。

 

最低賃金の上昇にあわせ、法律通りに賃金を引き上げることで活用可能な助成金ですので、最低賃金上昇に伴う賃上げをご検討でしたら、是非ともKOYAMA社会保険労務士法人へご相談ください!