日本とインドネシアにおけるクリスマスの過ごし方の違い
SolveHRのマルセリアザラです。
11月も半分を過ぎ、紅葉が最も美しい季節となりました。街を歩けば、まだ秋の色が残る中で、少しずつクリスマスの飾りつけも目に入るようになっています。日本に8年間住む中で、自分の国とは全く異なる文化に驚かされることが多々あります。今回はその中でも、クリスマスについて紹介したいと思います。
日本とインドネシアでは、クリスマスの過ごし方に大きな違いがあります。日本では、クリスマスは宗教的な行事というよりも、季節のイベントとして定着しています。特にクリスマスイブは恋人同士で過ごす日というイメージが強く、イルミネーションのある街に出かけたり、特別なディナーを楽しんだりする人が多く見られます。また、家庭ではクリスマスケーキやチキンを食べる習慣があり、ケンタッキーを予約する文化もよく知られています。日本では12月25日が祝日ではないため、学校や仕事は普段どおりに行われる点も特徴です。
インドネシアのクリスマスは、キリスト教徒にとって重要な宗教行事です。12月25日は国の祝日となっており、家族や親戚が集まり、教会でのミサに参加することが一般的です。地域によっては街中がクリスマスの装飾で華やかになりますが、イスラム教徒が多い地域では日常とあまり変わらない雰囲気の場合もあります。食事は家庭ごとに伝統的な料理が振る舞われることが多く、日本のように全国的に決まったメニューはありません。このように、日本のクリスマスは恋人や友人と楽しむイベントとしての性格が強いのに対し、インドネシアでは宗教的な意味合いが重視され、家族で過ごす大切な時間としての側面が際立っています。同じクリスマスでも、文化や宗教の違いによって過ごし方が大きく異なることがわかります。
やっぱり、私はこの国に8年間住んでいて、その間に自分の国とはまったく違う文化や習慣に触れる機会がたくさんありました。初めは小さなことでも驚かされることが多く、生活の中で毎日のように新しい発見がありました。食べ物や言葉、挨拶の仕方から考え方や価値観まで、あらゆる面で違いを実感し、そのたびに自分自身の考えや見方を見直すきっかけになりました。こうした経験を通して、文化の多様性や異なる環境で生活することの面白さを深く感じるようになりました。
