年賀状について

KOYAMA社会保険労務士法人仙台事務所の伊東です。

2024年がスタートし1週間少々が経ちましたが、今年新年の挨拶の手段として年賀状を用いる人はどれほどいるのでしょうか。

昨年末、文具メーカーのパイロットが約400人の会社員にアンケート調査を行ったところ、今年「年賀状を出す」と回答した人の割合が43.8%となり、1979年に調査を開始してから初めて半数を割り込んだとのニュースを目にしました。

また、日本郵便によると、年賀状は1949年に販売が開始されてから徐々に発行枚数を増やしてきましたが、2003年をピークに2010年から現在までは減少の一途をたどりピーク時の約半数となってしまったとのことでした。

このような状況になった背景としてはやはり、SNSなどの通信手段が発達したことが大きな要因だと思われます。はがき代や印刷の費用、作成の手間などを考えて、メールやSNSなどを使用した簡素な挨拶で済ませることが定着してしまった人も多いのではないでしょうか。

しかしながら、年賀状は未だに、形に残るものとして新年の慶びや感謝の気持ちを伝える有効な手段であると思うので、最近年賀状を出してないような方はたまには出してみてはいかがでしょうか。