働きやすい環境づくりと助成金

ＫＯＹＡＭＡ社会保険労務士法人仙台事務所の早坂です。 

コロナ禍を経て多様な働き方が実現しつつある現在、労働時間とともにプライベート時間をも重視する価値観が、より一層、社会に浸透してきた印象を受けます。そうした中で、従業員がプライベートも大事にしながら働ける労働環境の整備は、経営者にとっても頭を悩ませる課題の一つだと思います。 

働きやすい労働環境をつくるための手段は様々ですが、柔軟な有給休暇の取得環境を整えることも１つです。既存の制度を活用するならば、有給休暇を１日・半日単位の取得以外に、１時間単位で取得することができる時間単位年次有給休暇制度を導入することも、有効ではないでしょうか。なお、この制度を新たに導入した企業は、「働き方改革推進支援助成金」を利用することができます。 

令和5年働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮・年休促進支援コース)

ワーク・ライフ・バランスを意識した労働環境づくりは、いまや企業にとり避けられない課題ですが、助成金を効果的に活用することで、取り組みやすくなるのではないでしょうか。

当法人では、労働環境改善のための助成金のうち、その企業にとって最適なものを随時ご提案いたします。