助成金の活用について

KOYAMA社会保険労務士法人仙台事務所の相澤です。

 

当法人では、積極的に助成金の活用をご提案しており、多くの顧問先様に、様々な助成金を受給していただいております。

 

人の雇い入れや、育児・介護休業、定年年齢の引き上げ、設備投資の際の助成金等、厚生労働省管轄の助成金は様々あります。

 

なかでも、今年多く取り組まれているのが、「業務改善助成金」です。こちらでも何度もご紹介しておりますが、最低賃金が上がる少し前のタイミングで、事業場内最低賃金を引き上げることで、業務効率の上がる設備投資にかかる費用の一部が助成されます。(事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差が50円以内等の要件はあります)

 

最低賃金の上昇が毎年続いておりますので、本年も夏頃に最低賃金が決定し、10/1から順次引き上げされると思われます。

 

個人的な印象ですが、数年前であれば、東北地方では「時給1,000円」は「少ない」という印象は無く、最低賃金に引っかかる額という認識はなかったように思います。今年は、宮城県、山形県あたりでも最低賃金額が1,000円を超える可能性が出てくると思います。月給の方についても、時給換算で最低賃金をクリアしているかどうかの確認が必須となってくるかもしれません。

 

法律通りに賃上げを行い、それに伴って業務効率の上がる設備投資にかかる費用の一部が助成されるのですから、設備投資をご検討されている事業所様には是非とも取り組んでいただきたい助成金です。

 

是非とも、今のうちから業務効率の上がる設備投資について、ご検討いただき、当法人へご相談いただければと思います!