DX化が進む社会にあって思うこと
KOYAMA社会保険労務士法人 東京事務所の小山です。
プライベートのことで恐縮ですが、私は高校時代にロックバンドを結成して、活動をしていたことがあります。半世紀前とまではいきませんが、ずいぶんと懐かしい日々の想い出の一コマにはなります。実は、現在でも、1年に1回は当時のバンドメンバーと会って、スタジオ内でのライブや、お恥ずかしながら、生バンド演奏を披露する催しに出演することもあったりします。
還暦に達しようとする親父たちの悪ふざけともとれますが、ライブの間は、10代の頃の感情のままに、演奏に熱中できることは、殊の外、充実感を得る想いでもあります。
さて、以前であれば、バンドメンバーがスタジオに集まって、一同に音を鳴らすのがごくごく当たり前でしたが、最近では、インターネットを通じて、オンラインで、どこからでも一同に演奏ができる環境が整っていることを、改めて知りました。私ども親父バンドも時流にもれず、このオンラインセッションを通じて、楽器やボーカルの音を出してみることに挑戦。慣れないながらも、どうにか音を合わせることが出来たのが、昨日の夜のことでした。たとえオンライン上でも、ライブ感覚で演奏が楽しめることに感慨深いものを感じましたが、いつでも、どこでも、世界中がつながるこのインタ―ネットの恩恵を改めて享受できた想いです。
さて、私たち社労士の仕事でも、急速に進むインターネット社会の恩恵にあやかって、様々にDX化が進みつつあります。その一方で、個人情報の流出やランサムウェアによる被害など、セキュリティーの脆弱性によって引き起こされる様々な問題とのいたちごっこの日々でもあるでしょう。便利であるものが常にリスクを孕んでいることに注視することも必要であることを思い知らされます。
お客様との会話でも、そうしたことがよく話題となる昨今ですが、ふと冗談交じりで、「いっそのことアナログに全部戻したらいいじゃないか」などとも話すこともありますが、、、、
私たち社労士も、引き返すことの出来ないDX化の波に埋もれることがないよう、しっかりと前をみて、このことと対自していかなければならないなと、親父バンドの演奏を通じて、痛感した昨今でもあります。