温暖化を実感
SolveHR株式会社 営業担当の駒形です。
厳しい暑さがようやく和らぎ、ようやく気温が少しずつ下がり始めました。しかし、今年の夏も昨年に続き平均気温が観測史上最高を更新し、改めて温暖化の進行を実感させられます。一方で、局地的なゲリラ豪雨や大雨による被害も相次ぎ、「このまま地球はどうなってしまうのだろう」と不安を覚えることもしばしばです。今回は、気温上昇や豪雨以外に、私自身が身近に体感している温暖化の影響を2点ご紹介いたします。
- 海釣りでの変化
趣味として楽しんでいる仙台湾での海釣りでは、これまで季節ごとにカレイ、ヒラメ、アジ、アイナメなど、豊富な魚を釣ることができました。ところが、ここ3〜4年で状況は大きく変化しています。まずカレイについて、かつては5月〜6月の最盛期に船釣りで100枚以上釣り上げる方も珍しくありませんでしたが、近年は釣れる人で40〜50枚ほどにまで減少しました。また、根魚として知られるアイナメも、以前は1回の釣りで10匹近く釣れることもありましたが、今では「釣れたら珍しい」と思えるほどです。 この背景には仙台湾の水温上昇があるようです。仙台湾の水温はここ数年で2℃位上昇しているそうで、その変化でも、魚にとっては人間でいう「軽いやけど」に相当する負担となり、生息が難しくなるとのこと。実際に冬でも水温があまり冷たくないことを実感しています。
- 野菜の生育への影響
家でこれも趣味で少し野菜を作っているのですが、そこでの経験です。例年通りお盆時期に植えた白菜が、昨年は全滅。今年はさらに暑さが厳しかったため、植える時期を2週間遅らせてみましたが、残念ながら今年も全滅の感じがしています。こまめに朝夕の水やりをしても効果はなく、「従来より1か月近く遅らせなければ育たないのでは」と感じています。 年々夏が長くなり、秋が極端に短くなっていることを強く実感しています。
気候変動や地球温暖化については、国際的に議論されながらも実効性のある取り組みは依然として十分とはいえません。将来、この地球の気候がどのように変わっていくのか、深い懸念を抱かずにはいられません。