闇バイトの危険性――若者から中高年まで広がる影響
KOYAMA社会保険労務士法人 仙台事務所の佐藤由望です。
年末年始を前に、全国で若者や中高年層を対象とした「闇バイトの危険性」を学ぶ授業が行われています。
最近話題になっているのが、闇バイトへの加担を疑似体験できるゲーム「レイの失踪」です。
慶應大学の学生が開発したこのゲームでは、友人の失踪を追う過程で、知らずに犯罪に巻き込まれる恐怖を学べます。
闇バイトと聞くと若者の問題と思いがちですが、実際には30代以上や高齢者にも広がりを見せています。例えば、50代の男性がSNSで応募し、高齢女性から1300万円をだまし取った事件も発生しています。
特に中高年層は、指示に忠実でアドリブが利く、目立ちにくい、社会経験を活かして説得力を持つといった特徴から、リクルーターにも狙われやすいと言われています。
「自分は関係ない」と思わず、家族や同僚と「知らないうちに加担してしまうリスク」について話し合うことが重要です。
犯罪への巻き込まれを防ぐため、注意喚起を続けていきましょう。