日本人の映画館離れ

KOYAMA社会保険労務士法人 仙台事務所の伊東です。

 

先日、久しぶりに映画を鑑賞してきました。

自宅から徒歩圏内に映画館があるため、いつでも映画を鑑賞できる環境はあるものの、年々映画館を訪れる頻度は減っています。

約10年前、地元を離れて初めて仙台に来た年は、頻繁に映画館に足を運んでいましたが、当時と比べて映画料金も随分と高くなったし、また空席も多くなったようなイメージがあります。

 

近年の映画料金の推移については、比較的穏やかな傾向にあったようです。

一般料金が1990年代半ばに概ね1800円に統一されて以降、しばらくは変動がありませんでした。

その後、2019年にTOHOシネマズが1900円に値上げしたのを皮切りに他社も追随し、その4年後の2023年には2000円に値上げされ現在に至ります。

 

ここ30年ほどを見ると、映画料金が極端に値上がりしたわけではないように思えます。

しかしながら、30年前と比較して日本人の所得は減っているのに税金や物価ばかりが上昇しています。

そのため、娯楽のために使えるお金は減少傾向にありますが、レイトショーなどの割引を上手く利用しながら、今後も映画産業に少しでも寄与していければと思った一日でした。