五月病について
KOAYAMA社会保険労務士法人仙台事務所の佐藤絢美です。
ゴールデンウイークも明け、日常生活が戻ってまいりました。今年のゴールデンウイークはみなさまどのようにお過ごしでしたでしょうか。有給休暇を利用して10連休とした方もいらっしゃったのではないでしょうか。
さて、ゴールデンウイーク明けのこの時期から毎年よく耳にするのが五月病です。正式な病名ではなく、新しい環境にうまく適応できず、心や体に不調があらわれる状況のこととされています。最近では、2段階五月病、六月病という言葉も耳にします。新しい環境や人間関係の変化に慣れるまでに時間がかかるのは自然なことですが、そのストレスで心身の不調をきたし、休職や退職につながってしまう可能性もあるため侮れません。
「五月病 対策」とネットで検索してみたところ、
・しっかりとした睡眠
・適度な運動
・バランスのよい食事を摂る
・趣味を続ける
・リラックスできる時間をつくる
・悩みを打ち明ける
・完璧主義を捨てる
…等々、さまざまな対策がとれることがわかります。自分の状況を把握し、セルフケアを心がけることが五月病の対策として大切だと思われます。
また、「働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』」https://kokoro.mhlw.go.jp/
という、令和5年度の厚生労働省委託事業(ポータルシアと運営)として、一般社団法人日本産業カウンセラー協会が開設している、働く方やその家族、職場のメンタルヘルス対策に取り組む事業者の方などに向けて、メンタルヘルスに関するさまざまな情報や相談窓口を提供しているサイトがありますので、ぜひご活用いただければと思います。
かくいう私も3月に入社したばかりの新入社員です。環境の変化を受け入れ、ストレスと向き合いながら日々の業務に励んでいきたいと思います。